相続について(共有物分割)

2014年08月25日

大牟田駅から徒歩圏の物件の依頼がお客様からありました。依頼内容は、亡くなった親御さん名義の不動産(土地と建物)を相続して売却したいとのご希望です。

お客様の知り合いから不動産屋さんを紹介され売却を依頼したところ、「この物件は、このままでは売れませんよ!仮に売れたとしても持ち出しが有り損をするだけです。」と売却を断られたそうです。大牟田市に寄付の打診もされたようですが市も受取ってくれないと途方に暮れておられた状況で、私にご相談がありました。

「お引受けできるかどうか調査させて下さい。」とご返事して物件の調査をすることに成りました。先ずは公図と謄本を取得し資料を読み込んでいくと何と土地名義は近隣数軒の共有名義(ひとつの土地を数人が所有している事)に成っておりました。物件の周辺は、道路が碁盤の眼の様に整っている事から市の担当窓口に行きましたところ、戦後の復興事業で土地区画整理が行われ30年程掛かってやっと整理が終わった地域との事で40年程経っており市にも詳しい資料は無いとの事でした。調査は数日で終わり調査費用実費が約5,000円掛かりました。

一方、親御さんの名義ですので相続の手続が発生する為相続人の確認を致しましたところ幸い相続人(子供)は3名で直ぐに集まって頂きました。ご長男名義にする事で同意が取れ、名義変更をしないと土地処分も出来ない事を説明し相続を進める事と成りました。

今回の問題は1.土地の共有名義を単独名義にする事。2.相続手続を進める上で誰も知らない相続人が居られる場合があるかもしれない事。3.不動産を売却し諸費用を引いても手元に現金を残す事。の3点が有りました。

この状況ををご説明したところそれでもお願いしたいとのご返事で正式にお引受する事となり「不動産コンサルティング業務委託契約」を取り交しました。